船の一生

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引合

船の一生は「引合(ひきあい)」から始まります。 ここでいう引合は、「注文などの問い合わせや依頼」という意味です。 船を注文する人や会社のことを、船主(Ship Owner)といいます。 船主は、造ってほしい船の性能や、希...
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引合設計

造船所は、営業部門が入手した船主要求事項をもとに船を造るための検討を行います。 まずは基本設計部門で検討していきます。 引合から契約までの基本設計業務を「引合設計」ということもあります。 引合設計は、次のように大きく4つ...
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引合設計~艤装設計~

引合設計における艤装設計は、基本計画・設計部門が出した方針や主要寸法などの情報をもとに、船に装備する様々な機器の使用や要目を決定し、それらの機器の配置や配管・配線を検討する部門です。 艤装設計は、「船体艤装」、「機関艤装」、「電気艤...
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見積設計

船の大きさや各種機器の要目、数、重量を設計部門に出してもらったら、見積部門で建造コストを算出します。 大きな船は2~3年かけて造られるので、他の会社の機器を購入して船に搭載する場合、1~2年後に機器を購入することもあります。 ...
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応札

引合設計と見積設計ができたら、応札に向けて営業部門はそれらの情報をまとめていきます。 引合設計で検討された主要寸法や適用規則、主機の型式、船速、燃費などをまとめた要目表と概略配置図を準備します。 場合によっては、概略仕様書と初...
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内示

造船所による応札の後、船主は応札内容の評価を始めます。 複数の造船所から応札があった場合は、応札内容が良い造船所を選び、ショートリストというリストにまとめます。 ショートリストに残った造船所の評判や財政状態を調査し、船主が求め...
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引合設計の見直し

船主の発注内示を受けたら、造船所は応札前に行われた引合設計などの内容を見直し、正式な契約を結ぶための船主打合せに向けて資料を作成します。 応札時に提示した要目表や概略仕様書に書いてある数値や性能を満足させつつ、船主の要望や考えを取り...
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船主打合せ

応札後、造船所は船の仕様を見直します。 造船所の検討結果がある程度まとまったら、船主打合せ(negotiation)を行います。 船主打合せは、略して「ネゴ」と呼ぶことが多いです。 船主打合せでは、造船所が用意した資料の...
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造船契約

船の仕様、船価(船の値段のこと)、支払い条件、保証内容、ペナルティなど、船主打合せで確認した内容を契約書にまとめます。 この契約書に船主と造船所が署名し、それぞれで保管しておきます。 契約書に記載される基本的な内容は次の5つで...
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建造許可・入級申請

ここまで検討してきた船を造るためには、国土交通省の建造許可が必要です。 建造許可が出るまで、造船所にはその船を造る資格がありません。 したがって、建造許可が出る前までは、船主と造船所の間で結ばれた建造契約書は有効ではありません...
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